宮高、初戦を突破/夏の高校野球
全国トップ切り県大会開幕
【那覇支局】第92回全国高校野球選手権の代表校を決める地方大会が19日午前、沖縄県で開幕し、夏の甲子園出場に向け熱戦の火ぶたが切って落とされた。宮古勢は4校が出場。宮高は豊見城を5-2で下し初戦を突破した。
宮高は1回、2点を先取されたが、3回に1点を返し反撃。5回には2点を加点し逆転した。
宮高は6、7回にもそれぞれ1点を加えて豊見城を突き放した。
神山昂監督は「昨夜行ったミーティング通りの結果になった。相手投手のスライダーの見極めをしっかりとし思い切り振っていく宮高らしいゲームができた」と勝因を話した。
伊良部は嘉手納に0-2で惜敗。宮工は宜野座に1-7で敗れた。
宮総実は今年の「春のセンバツ」の覇者、興南に挑んだが0-10の5回コールドで敗れた。
北谷公園野球場では試合に先立ち開会式が行われ、雲のすき間から日の光が差し込む中、今春の選抜大会で優勝した興南、選抜に初めて出場した嘉手納など63 校の選手が入場。宜野湾の又吉直樹主将が「今まで応援して支えてくれた家族、友達、先生方に感謝の思いを込めて、この夏を最高の舞台にします」と選手宣誓した。
日程が順調に消化されれば、7月18日に沖縄勢が甲子園出場決定一番乗りとなる。