4学区合同での開催要望/城辺で「学校規模」素案説明会
市教育委員会の学校規模適正化に向けた「基本方針見直し素案」の城辺学区説明会が11月30日、城辺公民館で行われた。川満弘志教育長が宮古島市の小中学校を取り巻く状況や城辺地区の児童生徒数の推移などを報告した上で素案を説明した。
城辺地区における見直し案は福嶺中、城辺中、西城中、砂川中の4校を2021年度までに新設する1校に統合するという内容。小学校については児童数の推移や中学校の結果を見守り検討するとしている。
説明を受けた保護者から、城辺4地区合同の説明開催の要望が出され、川満教育長は「現在は素案についての意見を聞いている段階で、今後は説明会で出た意見を反映させて素案を練り直すので、その後に合同の説明会を開催することになると思う」と述べた。
また、「中学校の統合については各地区とも理解が得られているのであれば統合新設のスケジュールを早めることは出来ないか」の質問に、川満教育長は「物理的に考えて可能であれば早めることはできるが、土地購入や財政面など課題もある」と説明した。
そのほか、新設校の位置については城辺学区に設置を求める声も出された。