城辺で葉タバコ播種式/13年産
農家、関係者ら豊作祈願
城辺地区の2013年産葉タバコの播種式(主催・城辺葉たばこ生産振興会)が4日、JAの城辺葉たばこ育苗ハウスで行われ、農家や関係者らが健全な苗の生産と豊作を祈願した。10㌃(約1反)当たりの生産目標は226㌔、同販売額が45万円。耕作面積が206・7㌶(208・4町)。今期は、41戸の農家で9億3000万円の総販売額を目指す。
あいさつで、池田盛健振興会長は、目標達成に決意を新たにした。
県たばこ耕作組合の砂川栄一組合長は、「宮古の葉タバコの品質は、全国でもトップ。城辺の昨年の1戸平均販売額1870万円も、全国1位に間違いない。今期は反収を増やし、2000万円を達成してほしい」と鼓舞した。
上地廣敏市農林水産部長は、播種した苗が無病で健全に育ち、13年産が豊作になるようにと祈念した。
岡村幸男JAおきなわ宮古地区本部長は(代読)は、育苗にしっかり取り組み、良い苗に育て上げたい考えを強調した。
佐和田英喜城辺葉たばこ青年部長の音頭で「ガンバロー」を三唱。最後は砂川組合長ら来賓が、種をまき13年産葉タバコ栽培のスタートを飾った。
県葉たばこ耕作組合によると、宮古6地区合計の13年産葉タバコの耕作面積は586・6㌶で、前年と比べ15・5㌶増えた。耕作者は、前年と同じ139人。
地区別の面積と人員は平良61・1㌶(16人)、城辺206・7㌶(41人)、下地133・2㌶(31人)、上野117・2㌶(28人)、伊良部46・9㌶(14人)、多良間21・4㌶(9人)となっている。