「教育のため頑張りたい」/下地信輔新教育委員
下地市長が辞令交付
5日付で新たに宮古島市教育委員会委員に就任した会社代表で北小PTA会長の下地信輔氏に下地敏彦市長から辞令が交付された。任期は2016年12月4日まで。下地委員は「市の教育のため頑張りたい」と抱負を語った。
前任委員の任期満了に伴い就任した下地委員。「これまで北小、北中学校でPTA会長や役員をやってきた経験を生かし、先輩委員の助言を受けながら市の教育のために頑張りたい。学校統合に関しては皆さんがまとめたものに対し、私なりに考え、皆さんと協調して取り組めるよう頑張りたい」との考えを示した。
辞令を交付した下地市長は「今、教育委員会は、小学校、中学校の統合の問題で宮古島全体から意見を聞き、委員会として最終案を取りまとめる段階にきている。また、子どもたちのより良い教育環境をつくる、そして学力を向上させるという大きな目標を掲げているので、協力し、持っている能力を思う存分、発揮してほしい」と激励した。
同席した宮国博教育委員会委員長は「喫緊の課題としては学校の適正配置という課題を抱えている。さらには学力向上やいじめ問題、現場の先生たちの負担過重など、多くの課題がある。社会教育としては、宮古島市史の通史編が完成し、これからは資料編となる祭祀編に取り組まなければならない。文化財の保存と整備も必要。委員の活躍を期待している」と述べた。
川満弘志教育長は「人の力をしっかりと束ねていくことが大事と思っている。お互い個性を生かしながら、組織としてしっかり力を合わせて頑張っていこう」と呼び掛けた。