12億円余の補正予算など上程/市長、議案29件を説明
市議会12月議会が開会
宮古島市議会(平良隆議長)の12月定例会が7日開会した。初日は下地敏彦市長が、総額12億8871万円の一般会計補正予算案など計29件の上程議案の説明を行った。会期は21日までの15日間、一般質問は14日と17~20日までの5日間行われる。
上程された議案は、予算案7件、条例案5件、議決議案15件、報告1件、諮問1件。
このうち、一般会計補正予算には▽財政調整基金(貯金)積立金(6億8126万2000円)▽パブリックゴルフ場企業債繰上償還(4億736万円)▽自立支援給付事業(1億1451万8000円)▽生活保護扶助費(9785万8000円)▽予防接種事業(2347万7000円)-などが盛り込まれている。
この補正により、市の12年度一般会計予算総額は歳入歳出それぞれ380億2667万円となる。
条例案では、全期前納報奨金制度廃止に伴う市税条例の一部改正、上野トロピカルフルーツパークを指定管理者に管理させるための条例、イムギャーマリンガーデンの施設使用料を設定するための一部条例改正などを提案した。
来間島の民家に太陽光発電設備を設置する「市民連携型太陽光発電整備事業」に係る太陽光発電設置工事請負契約(請負額1億9950万円)、久松小学校屋内運動場改築工事の請負契約(請負額2億2659万円)に議会の議決を求める議案や▽バイオエタノール製造施設▽保良泉ビーチ▽前浜海浜広場▽サシバリンクス伊良部-の指定管理者を指定する議案も上程された。
上程議案は10日に質疑、11~13日に総務財政、文教社会、経済工務の常任3委員会で付託議案の集中審査を行い、21日の最終本会議で採決が行われる。