「J1昇格目指して」/横浜FC
初の宮古キャンプ祝う/歓迎会 関係者集い選手を激励
14日から宮古島でミニキャンプを行っている、サッカーJリーグ2部(J2)の横浜FCの選手らを招いての歓迎会(主催・宮古サッカー協会)が17日夜、市内のホテルで開かれた。宮古島のサッカー関係者などが多数、参加し、プロサッカーチームの初キャンプ開催を盛大に祝った。
「昇格~再び一緒にあの舞台へ~」を今年のチームスローガンに、Jリーグ1部(J1)昇格を目指して宮古島ミニキャンプを実施している横浜FC。歓迎会には選手たちのほか球団を運営する横浜フリエスポーツクラブの小野寺裕司社長と岸野靖之監督が参加した。
ステージに登場した選手たちに下地敏彦市長は「皆さんの来島を心から歓迎します。ぜひJ1に昇格して、引き続き宮古島でキャンプができることを願っている」とあいさつ。市議会の下地明議長は「トップ選手のキャンプはサッカー少年の良い刺激になる。充実したトレーニングをしてJ1へ昇格して」と激励した。
小野寺社長は「離島に横浜FCが来れば子どもたちが喜ぶと思い、何としても宮古島でキャンプをやりたいと思った」とキャンプ開催を決めたいきさつを紹介した上で「もう一度、キャンプに来たいと思う。それには市長らの協力がないと難しい。(グラウンドの)芝など改善してもらえるのなら、できる限りのことはしたいと思っている」と語った。岸野監督は「暑さの中で目いっぱいトレーニングしている。キャンプ残り2日、そしてそれ以降も横浜FCを応援して下さい」と呼び掛けた。
その後、宮古島観光協会の平良勝之副会長の「横浜FCの日本一を目指して」との音頭に合わせ、全員で乾杯を行い、チームの飛躍を願った。
岸野監督から下地市長と、松川英世宮古サッカー協会会長にサッカーボールがプレゼントされたほか、来場者たちは憧れの選手からサインをもらうなど交流を楽しんだ。