11/28
2024
Thu
旧暦:10月27日 赤口 乙 
産業・経済 社会・全般
2010年6月18日(金)17:01

09年度3200万円の黒字計上/新専務に下地氏選任

09年度の決算などを承認した総会

09年度の決算などを承認した総会

 宮古空港ターミナル社(神里恵亮社長)の第33期定時株主総会が17日、市内のホテルで開かれた。09年度決算は、経費の節約や保険還付金(特別利益)などにより3236万円の黒字をを計上。累積黒字は2億527万円となった。総会途中に新取締役による社長と専務の互選が行われ、社長に神里氏を再任、専務に下地洋一氏を新任した。
 神里社長は「09年度は、長引く不況や新型インフルエンザの影響受けて、乗降客の動きに厳しいものがあった」と振り返り、今後に向けてはビル建設協力金の還付に対応できるよう、経営の充実に努めていく考えを示した。
 
 事業報告によると、旅客ビル内で1カ所、貨物地区で2カ所の空きがあり、厳しい状況が続いている。
 
 売上高は前期比97・5%の6億8079万円。売上原価の1億5431万円を差し引いた売上総利益は5億2648万円となった。
 
 販売費および一般管理費は前期比98・0%の4億6852万円。営業利益が5796万円(同比94・5%)。税引き前当期純利益は、特別利益(2594万円)が大きく同比143・1%の5354万円となった。
 
 今後の課題に①施設や設備の劣化状況を把握した維持管理②花と緑にあふれた快適な空間づくり③保安警備業務の徹底④市のエコアイランド宣言に協調した自然エネルギーの積極的な取り組み-などを挙げた。
 
 上里隆盛氏の後を継いで専務に就任した下地氏は「ターミナルはは宮古の玄関であり、顔。宮古はエコ、スポーツアイランドとして、注目されている。島田紳助さんの番組でも紹介され、今後活気が出てくると思う。行政経験を生かし、公庫や市とも意思疎通を図りながら、顔としての業務を進めていきたい」とあいさつした。
 
新取締役は次の通り。(敬称略)
稲福正美(再任)▽平一浩(同)▽樋口貴久(同)▽長濱政治(同)▽下地信輔(同)▽下地義治(同)▽神里恵亮(同)▽下地洋一(新任)


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!