「一般社団法人」へ移行/観光協
来年4月、臨時総会で承認
宮古島観光協会(豊見山健児会長)の臨時総会が11日、市内のホテルで開催された。同協会は現在の社団法人から来年4月に「一般社団法人」への移行を予定しており、それに伴う移行申請に向け定款の変更が必要なことから定款変更について審議し、全会一致で承認した。また、移行後の法人における最初の会長は豊見山会長となることも確認された。
2008年に公益法人制度改革3法律が施行され、現在の社団法人は来年11月30日までに「公益社団法人」か「一般社団法人」のいずれかに移行を完了する必要があり、同協会では4月に移行を目指している。
あいさつで豊見山会長は「今年の宮古の入域観光客数は東日本大震災の前年に40万人を突破した状況に近い内容で推移している。宮古観光を充実発展させるためにも来年度以降は一般社団法人として互いに知恵を出し合いながら頑張っていこう」と述べた。
今後、国と県に移行認可申請を行い来年2月に予定されている審議会の審査を経て認可されれば同4月に「一般社団法人」として新たなスタートとなる。
臨時総会後は、忘年会も行われ、メンバーたちは今年1年の労をねぎらうとともに来年度からの「一般社団法人」としてのさらなる発展を誓い合った。