手紙文化の普及へ/宮古郵便局
児童生徒に年賀はがき寄贈/27社が賛同
手紙文化の普及と子どもたちの豊かな情操と人材育成などを目的に宮古島市と多良間村の小中学校の子どもたち対する年賀はがきの贈呈式が13日、市役所城辺庁舎で行われた。
贈呈されたのは、宮古地区小中学生の全児童生徒分の年賀はがき6400枚。贈呈を受けた市教育委員会の川満弘志教育長は「毎年、宮古の子どもたちのためにこうして年賀状を寄贈してくれてありがたい。元旦に心のこもった年賀状をもらうことはうれしいこと。こうした文化を地域の企業が支えてくれていることもうれしく思う」と感謝した。
年賀状の寄贈は、手紙文化の普及活動を推進している宮古郵便局(諸見里治局長)が年賀状を書いてもらう環境づくりと、手紙文化の普及と支援を市内の企業に呼び掛けたところ、27社が賛同した。
協賛企業を代表して、TSUTAYA沖縄宮古島店の野津芳仁社長は「今年は昨年よりも協賛企業も増えた。宮古の子どもたちに大切な手紙文化を普及させるための取り組みなので今後も継続していきたい」と述べた。今回贈呈された年賀はがきは、下部に協賛社名や「私たちは手紙文化の普及と個人間通信の振興を積極的に支援しています」などのメッセージが印字されている。
また、年賀状の投函があす15日から始まることから、同局では早めの準備と投函を呼び掛けている。
協賛企業は次の通り。
日本トランスオーシャン航空▽宮古フェリー▽サンサン宮古島農園▽とみや商会▽多良間海運▽照屋建設▽訪問介護園▽宮古マルヰ▽下地診療所▽プリントショッププラネット▽フルーツランド宮古島▽サロンドイブ▽久松製麺所▽丸秀▽島産業▽KAZUデンタルクリニック▽伊良部工業▽教育システム渡真利▽池間歯科医院▽平良工業▽東洋建設コンサルタント▽あさひ▽とよこ美容室▽ホテルサザンコースト宮古島▽住宅情報センター▽TSUTAYA沖縄宮古島店▽長崎建設