市消防3年ぶり優勝/全宮古職域駅伝
24チームがたすきつなぐ
第39回全宮古職域駅伝競走大会(主催・市陸上競技協会)が16日、市陸上競技場をスタート・ゴールに一周道路の比嘉ロードパークを折り返す、21㌔で行われた。16チームが参加し、7区間で健脚を競った結果、市消防本部Aが1時間17分7秒のタイムで優勝した。同チームの優勝は、3年ぶり。準優勝は宮古
特別支援学校。3位には宮古島リハビリ温泉病院が入った。昨年まで2連覇した航空自衛隊は、出場しなかった。6区(2㌔)を走った宮古特別支援学校の諸井勇人選手は6分9秒の区間新を出した。
同大会は職場職員の親睦や職場間交流、競技力向上に役立てる狙いで開催している。
参加24チームは開会式後、午後2時の号砲でスタートした。この時の気温は24・3度と暑く、駅伝には厳しい天気となった。
各選手は汗びっしょりに歯を食いしばって力走し、優勝へ思いを一つにたすきをつないだ。沿道では職場の仲間や家族が「ガンバレ」と熱い声援を送っていた。
優勝した消防本部Aは、1区は2位でたすきをつないだ。2区で首位に立つと、その後は差を広げ2位と秒差でゴールした。
友利誠監督は「一人一人が一致団結して、持っている力を十二分に出してくれた」と選手の頑張りをたたえた。
キャプテンの瑞慶覧朝充さんは「世代交換がうまくいった。若いメンバーに入れ替えて、10月から練習しその成果が出た」と勝因を分析。「若いメンバーが優勝を経験したことは、次へのステップになった」と、連覇を見据えた。