社会・全般
2012年12月21日(金)9:00
ビオラで「母の音色」演奏/天野さんと「男塾」
宮古病院でクリスマスコン
ビオラ奏者の天野誠さんと宮古島保育士連合会「男塾」のメンバーが20日、宮古病院産科・小児科病棟のエレベーターホールでクリスマスコンサートを開いた。安座間和美看護師長が「病気でつらい思いをしている皆さんに少しでも楽しい時間を過ごしてもらえればと企画した」とボランティア演奏の奏者たちを紹介した。
新生児室での演奏も依頼された天野さんは、バイオリンではなく、母親の声に最も近い音色といわれれるビオラで演奏した。
天野さんは「アベマリア」(シューベルト作曲)や「夢のあとに」(フォーレ作曲)などのクラシックや「ミッキーマウスマーチ」や「となりのトトロ」など子どもたちが喜ぶ曲を演奏した。
ビオラコンサートの後は男塾の皆さんが「友達になるために」「あしたは晴れる」の手話ソングを披露し、聴衆を楽しませた。
入院患者の一人は「とてもリラックスできて良かったし、楽しかった」と感想を述べた。