大型事業推進に協力を/官公庁で仕事始め
市長、職員に年頭あいさつ
宮古島市役所や多良間村役場、県宮古事務所などの官公庁では4日から今年の業務がスタートした。市役所各庁舎では仕事始めに当たり、下地敏彦市長が職員に対し、大型事業推進への協力などを求める年頭あいさつを庁内放送で行ったほか、今年最初の定例庁議では幹部職員に「職員を激励し、事業執行に支障がないようお願いしたい」と呼び掛けた。
職員への市長年頭あいさつは、各庁舎で業務開始の午前8時30分から放送された。下地市長は、与那覇湾のラムサール条約登録や宮古高校サッカー部の全国大会出場など、昨年の大きな出来事を挙げ「宮古島市の魅力を国内外へ広く発信するチャンスとうれしい話題に恵まれた」と振り返った。
今年完成予定の新宮古病院をはじめ、漲水港の改良工事、伝統工芸センターや中央図書館・公民館の整備、天然ガス試掘調査などについては「市の経済発展の起爆剤となるビックプロジェクトが本格的に動き出す」と述べ、事業推進に協力を求めた。
幹部職員を集めた定例庁議では「今年は一括交付金に加え大型補正も出てくる。通常予算も組まなければならないため、昨年より多くの事業をこなさなければいけない」と話し、部下職員を激励するとともに事業執行に支障が出ないよう呼び掛けた