産業・経済
2013年1月10日(木)9:00
安全輸送・商売繁盛願う/菊之露酒造が初荷式
平良の菊之露酒造(下地勝社長)の2013年度初出荷式が9日、同社第2工場で行われた。下地社長ら関係者が集い、今年で創業85年を迎える社業のさらなる発展と安全輸送、商売繁盛を願い、5万561㍑(30度換算)の泡盛を県内外に出荷した。
初荷式には、下地社長をはじめ従業員、沖縄銀行宮古支店、琉球銀行宮古支店、琉球海運、宮古港運、宮古通運、宮古島商工会議所などの関係者らが参加。鏡開きで景気付けを行い、乾杯で新年と初荷を祝った。
下地社長は「向こう1年頑張り、業績を上げたい。みなさんとともに初荷式ができることは喜びに堪えない。県内の泡盛業界のトップメーカーを目指したい」と決意を新たにした。
同会議所の下地義治会頭は乾杯のあいさつの中で「今年は巳年で下地社長の生まれ年で還暦を迎える。めでたいことである。赤いラベルの菊之露のますますの発展を祈念する」と述べた。
初荷商品はコンテナ14本に積載。14本中、12本が那覇、2本が東京に送り出された。出荷量は、那覇4万1679㍑、東京8882㍑。14本はトラック3台に分乗された。