救急出動 年末年始28件
市消防本部まとめ 前年比16件減
宮古島市消防本部のまとめによると年末年始(月日から1月3日)までの救急出動は28件で前年同期の44件を16件下回ったことが分かった。
このうち出動が最も多かったのが急病の19件だった。次いで一般負傷の5件、CPA(心肺停止)が2件、交通救急と転院がそれぞれ1件だった。
日別に見ると12月30日が4件、31日が3件、1月1日が7件、2日が10件、3日が4件だった。同本部によるとこの時期はぜんそくの発作や発熱、風邪の症状での救急車の要請が多いという。
署所管内別に見ると市消防署管内が20件、上野出張所管内が3件、伊良部出張所間内が5件だった。
住宅の固定電話からの119番通報は電話番号でその住宅が特定できるため転居後、NTTに住所や名義変更の届け出が行われていないと、古い情報が表示されてしまう。
救急出動は災害が起きている地点の確認後に初めて出動指令を出す。市消防本部は転居の届けが出ていないと災害地点の確認に時間が掛かるため、転居後は速やかに変更をNTTなどに届け出てほしいと呼び掛けている。