当選証書手に晴れ晴れ/市長選
「みんな笑顔の市政目指す」/付与式で下地敏彦氏
25日に2期目就任
今月13日に告示された宮古島市長選挙で無投票当選が確定した現職下地敏彦氏への当選証書付与式が22日、市平良庁舎で行われ、市選挙管理委員会の真栄城稔委員長から下地市長に当選証書が手渡された。証書を手にした下地市長は「市民みんなが笑顔で過ごせる市をつくりたい」と晴れやかな表情で抱負を述べた。今月25日に第3代市長に正式就任する。
付与式には妻、千鶴子さんをはじめ下地市長の家族、親戚、後援会の支持者らが大勢立ち会い証書の付与を見守った。真栄城委員長から証書が手渡されると会場から大きな拍手が下地市長に送られた。
証書付与後、真栄城委員長は「無投票での当選おめでとうございます。市民のために燃え尽きるほど市政に尽くした頑張りに対する市民からの贈り物だと思う」と当選をたたえ、「無投票は必ずしも喜んでばかりはいられないことを選管委員長として考えていた。これからの4年間、市民から、やはり素晴らしい市長だったといわれるように頑張っていただきたい」と激励した。
当選者のあいさつで下地市長は「市民皆さまからの評価を頂き当選証書を手にできた。豊かで住みよいみんなが笑顔で過ごせる市政を目指して、これからもしっかり頑張っていきたい」と意気込んだ。
証書付与式を見守った妻、千鶴子さんは「当選が決定するまで、不安な毎日を過ごしていたが、ようやく安心することができた。1期目でまいた種を2期目では実らせるつもりで思う存分頑張ってほしい。宮古活性化のためには人材育成が必要なので、力を注いでほしい」と話していた。