政治・行政
2013年1月23日(水)9:00
PAC3配備協力に謝意/防衛省
佐藤政務官が市長表敬
防衛省の佐藤正久政務官ら防衛省関係者は22日、市平良庁舎で下地敏彦市長に昨年12月の北朝鮮ミサイル発射に備えた地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC3)宮古島配備に伴う自衛隊の部隊展開への協力について、謝意を表した。
佐藤政務官は「配備の際には航空自衛隊宮古島分屯基地に隣接する大嶽城跡公園の駐車場使用など、いろいろな面で支援してもらい、ありがとうございました」と礼を述べた。
下地市長は「市民の生命・財産などの安全を確保するため、万が一に備えての配備はありがたい」と述べた。
また、尖閣諸島の問題について下地市長は「周辺で宮古島の漁業者が操業している。安全操業が確保されるように、国としてきちんと対処してほしい」と要望した。
これに対し佐藤政務官は「政府としても、しっかりとやらないといけない重要な問題である」との認識を示したという。
佐藤政務官は宮古島市訪問後、竹富町、与那国町を訪問する。