がんずううやき
2013年1月23日(水)23:06
大浦 ヒデさん(80歳)(平良字下里)
見守り活動を率先
宮古島市老人クラブ連合会のリーダー(理事、女性委員長)として活躍している。2009年には、行政と連携し友愛・見守り活動をスタートさせた。「目配り、気配り、心配りすることで孤独感を少しでもなくし、孤独死も防げる」という思いがあった。
自らも、近所の年寄りの見守りを毎日欠かさない。「夜は電灯が灯っているか、朝は戸が開いているか」。気遣いが温かい。
見守り活動は、独居老人や高齢者のみ世帯を対象にする。11年度の活動会員数は延べ2900人、訪問回数は延べ1万4600回に上った。同連合会事務局長の松長寧さんは「大浦さんは、見守り活動を率先し広め浸透させた立役者」とたたえる。
「常に前向き」を生き方の信条とする。後ろ向きの考え方や、悩みを抱えたことはない。ストレスを感じたら、2秒で頭を切り換えるという、すこぶる明るい性格だ。
「私には、ストレスがまったくない。それが一番の健康のもとだと思う」と笑った。子ども4人、孫12人、ひ孫8人。
1932(昭和7)年10月5日生まれ