100マイル/新井が総合優勝
100㌔は遠藤が初V/402人参加しスピード競う
第3回ツール・ド・宮古島2010(主催・宮古島市ほか)は6日、大会2日目のロードレースが行われた。100マイルの部に146人、100㌔の部に256人の計402人が出場し、スピードを競い合った結果、100マイルは新井康文(25)=沖縄=が、100㌔は遠藤優(25)=千葉=がそれぞれ初優勝を果たした。女子は100マイルで塩野絵美(30)=東京=が2連覇を達成、100㌔は昨年2位の前島律子(44)=東京=が制した。
スタート前に行われた開会式で同大会実行委員会長を、務める下地敏彦市長が「宮古島の海、風、太陽の豊かな自然を満喫しながら記録および自己への挑戦、そして思い出に残るレースになるよう健闘を祈念します」と選手を激励した。
島内を2周する100マイルの部は、午前7時に下地公園前をスタート。1周目は東平安名崎付近まで10人ほどが先頭集団を形成していたが、その後の坂道で分散し始め、1周目終了時には先頭は10人程度に。その後、先頭は6人に絞られ、最終ストレートでのスプリント勝負となったが、レース終了後「登り坂で足を温存していた」と語った新井が、わずかの差で永田将司(30)=大阪=を抑えトップでゴールした。
午前7時30分スタートの100㌔の部は、レース中盤の比嘉ロードパーク付近からペースが上がりはじめ、終盤は8人ほどの先頭集団に。最後のストレートでは3人が先行したが、その中から遠藤が抜け出し優勝を勝ち取った。
完走者数は100マイルが125人で完走率85・6%、100㌔は201人、78・5%だった。