鮮やかな花が歓迎/ジロー楽園
椿まつり始まる
宮古島椿の会(来間清典会長)主催の第6回「椿まつり」が26日、城辺長北のジロー楽園で始まった。きょう27日まで。在来種のヤブツバキや観賞用の大輪のツバキが会場を彩り、訪れた人たちの目を楽しませている。
会場には、会員20人が丹精込めて育てたツバキの花鉢がずらりと並び、ヤブツバキや観賞用のツバキ約30種類が展示されている。
開会のあいさつで来間会長は「今年は花が多く咲いて美しい姿を見せてくれている。きょうは美しいツバキの花をたくさん見て心豊かに過ごしてほしい」と呼び掛けた。
会場には朝から多くの観客が訪れ、ツバキの品種の多さとその魅力を堪能するとともに、会場で販売されているツバキ油やツバキ茶を買い求めていた。
また、来間会長は「ツバキは台風、干ばつなどにも強く防風林としても活用される。また、12月ごろから4月ごろまで花が咲き庭木としても楽しめるほか、葉もきれいで油や染料としても活用できる」と、その魅力をアピールした。
そのほか会場の壁には、ツバキをテーマにした写真や短歌が展示され、まつりを盛り上げた。