「緑の街角賞」に我如古氏(上野)/市民運動実践協グリーン部会
センスと感性を評価/緑化推進賞 砂川氏、植栽美化賞 兼島氏
2012年度第30回「緑の街角賞」(主催・宮古島市民運動実践協議会グリーン部会)の審査発表が27日、市みどり推進課事務所で開かれた。大賞に当たる「緑の街角賞」は我如古俊雄氏宅(上野新里)が受賞。「緑化推進賞」には砂川昌則氏宅(平良下里)、「植栽美化賞」には兼島幸栄氏宅(平良島尻)が選ばれた。
我如古氏宅は2006年度に準大賞に当たる「緑化推進賞」を受賞している。同部会の友利吉博部会長は「以前よりも植物のボリュームが増していて、さらに良くなっていた。石組みや芝など庭の面割がうまく、芝生の手入れもこまめで、庭づくりのセンスと感性が良い」などと選定理由を説明した。
砂川氏宅と兼島氏宅も以前に受賞経験があり、審査委員らは「以前より植物が成長していてきれいに進化している」と評した。そのほか、「緑の塀賞」には久志盛一氏宅(平良西里)、「公共美化賞」に七原農村公園、「植栽努力賞」に池間幸弘氏宅(伊良部池間添)が選ばれた。
表彰式は2月中旬に行われる。
緑の街角賞は、緑化に対する市民の意識高揚を図ることなどを目的に旧平良市で1983年に創設された。宮古島市となってからは市内全域を対象に実施されている。