宮総実柔道部が団体3位/QAB紫雲旗争奪選手権
個人でも宮国、松原3位
第35回QAB紫雲旗争奪全国高等学校柔道選手権沖縄県大会(主催・琉球朝日放送、県高等学校体育連盟、県柔道連盟)が27日、沖縄市武道館で開催され、2011年に創部された宮古総合実業高校が団体戦で初の3位入賞を果たした。また、個人でも60㌔級の宮国敦己(2年)と無差別級の松原涼真(1年)が3位に入った。
選手たちは28日に帰島。宮古空港で行われた報告会で、主将の砂川海友(2年)は「1年生の時に柔道部を立ち上げて今回、団体で県3位に入れたことはとてもうれしい。準決勝で敗れた沖縄尚学とは体格、技のきれなどまだまだ差はあるがその差は縮まっているし、他の強豪校とも互角に戦える力はついてきているので次の大会はさらに上を目指したい」と、さらなる活躍に意欲を示した。
監督の具志堅博也教諭は「生徒たちが日ごろ頑張ってきた成果が結果になってうれしい。着実に実力がついて県内の強豪校の背中は見えてきている。4月の大会ではしっかり練習して上を狙いたい」と述べた。
60㌔級3位入賞の宮国は「準決勝で敗れて悔しいがシード権は確保できたので次の大会は優勝を目指したい」、無差別級の松原も「初出場で3位の成績はうれしい。これからしっかり練習してもっと上を目指して頑張りたい」とそれぞれ抱負を語った。
同校柔道部は、2011年4月に1年生部員のみで結成。創部1年目から宮古地区大会で連続優勝を果たした。12年7月には県柔道連盟の推薦を受け全国大会に出場した。