美ら島総体バレー 選手をパーントゥで激励へ
特別支援学校 お土産づくりに励む
来月30日から宮古島市で開催される全国高校総体男子バレーボール競技に向けて、宮古特別支援学校高等部の生徒が選手にプレゼントする「パーントゥストラップ」づくりに励んでいる。400個を作る予定だ。
総体出場選手を激励し、思い出深い大会になることを願って4月中旬から作業を開始した。パーントゥの仮面を焼き上げる窯業班と仮面に取り付けるストラップを編み込む班に分かれて取り組んでいる。すべてを手作りにこだわった。
窯業班の生徒はパーントゥの仮面の型を取り、仮面の内側をくり抜いた後、ストラップを通す穴を空けて焼き上げる作業を担当。ストラップ班は、ゲットウで染めた糸を使ってストラップの編み込み作業を行っている。
武富あずさ生徒会長は「最初はシーサーにする予定だったけど宮古らしさを出すためにパーントゥにした。選手にはこのストラップを見て宮古島を感じてほしい」と話し、選手たちにとって思い出に残る大会になるよう期待を込めた。
全国高校総体男子バレーボール競技は来月30日から8月3日まで開催される。競技会場は市総合体育館ほか4会場。地元からは伊良部高校が出場する。