市長が奉仕団員を激励/赤十字 社資募集訪問出発式
宮古島市地区赤十字奉仕団による2010年度社資募集事業所訪問出発式が2日、市役所平良庁舎1階玄関前で行われた。日本赤十字宮古島市地区長を務める下地敏彦市長が「活動趣旨を多くの人に理解してもらい協力を呼び掛けて下さい」と奉仕団員らを激励した。
社資とは、赤十字社の活動財源となる個人・法人社員からの社費と、寄付金を総称した呼び方。宮古島市地区の目標額は810万9000円だが、09年度実績は564万9794円で達成率は69.7%だった。
事業所を回り社費協力要請行っている奉仕団員らに対し下地市長は「奉仕団の地域における草の根活動が、社資募集の大きな力となっていることに感謝します」とした上で「活動の趣旨を1人でも多くの人に理解してもらい、赤十字への協力を呼び掛けて下さい」と激励。奉仕団の当間良子副委員長は「企業の温かい志と皆さんの素敵な笑顔で、目標額が達成できるようお願いします」と呼び掛けた。
出発式後、下地市長と訪問団員らは大和電工(宮里敏男社長)を訪ね、社資への協力を要請。宮里社長から今年度第1号となる事業所からの社資を受け取った。