社会・全般
2010年6月3日(木)21:04
飲酒・喫煙の危険説く/北中/宮古島署 少年犯罪防止で講話
北中学校(亀濱敏郎校長)は2日、同校体育館で安全学習・非行防止教室を開いた。宮古島警察署の署員らが薬物乱用や少年犯罪防止について講話。未成年者の飲酒や喫煙が体に及ぼす危険性を挙げ、「絶対にやらないで」と強調した。
1年生対象には、同署生活安全課少年補導職員の平良美由紀さんが、飲酒・喫煙を含む薬物乱用の害について講話。ビデオなどでニコチン依存症になることやがんの発症率が高くなることを説明した。
平良さんは「好奇心で始める人が多いが、好奇心に負けてはいけない。将来のことを考えて飲酒・喫煙はしないでほしい」と呼び掛けた。
生徒を代表して吉濱拓哉君が「タバコを吸うとニコチン依存症になることが分かった。学んだことを護り、良い学校生活を送りたい」と礼を述べた。
同教室は生徒の非行防止、健全育成が狙い。スクールエリア対策事業の一環として実施された。2、3年生は少年犯罪防止についての講話を聴いた。