美しい庭造りへ生かす/ブーゲンビレア栽培法学ぶ
宮古島市(地区)婦人連合会(島尻清子会長)は28日、上野地区にあるユートピアファーム宮古島で視察研修会を行った。約20人の会員が参加し、鉢植えや地植えなどブーゲンビレアの基本的な栽培方法を学んだ。
同婦人連合会の事業活動の一環。楽しく美しい庭造りでより良い環境づくりを進めることを狙いに開いた。講師は同施設の上地登さんが務めた。
鉢植えのブーゲンビレア栽培方法について上地さんは「肥料と剪定作業が大切」と指摘し、こまめな観察を呼び掛けた。また「夏は水をかけない方が良いというのは正しくない考え方。夏場は肥料も水もたくさんあげた方が良い」と話した。
地植えの基本としては「鉢ごと植え込んでほしい。そうしないと根が自由に伸びてしまい花が咲きにくい」と話した。その上で「一本の枝を伸ばして花を咲かせたいところで剪定する。ブーゲンビレアの花は、常に剪定してあげればよく咲いてくれる」と話し、思い通りの景観を創出できる方法を伝えた。
参加者は、ブーゲンビレアの栽培に詳しい上地さんの話に耳を傾け、疑問点を積極的に質問しながらブーゲンビレアを活用した庭造りの方法を学んだ。