教育・文化
2013年3月7日(木)9:00
「モズクの魅力再発見」/狩俣小児童
地域の産業を学ぶ
地域の産業を学ぶことを目的に狩俣小学校(野原敏之校長)の「狩俣モズクの学習会」が5日、同校ランチルームで行われた。
全校児童35人が参加し、モズクが採れる狩俣地域の豊かな海や自然を感じながら、モズクの生産に携わる人たちの工夫や努力を学び、モズクの魅力を再発見した。
同教室には、県や市の担当職員のほか、モズク生産組合の組合員がゲストティーチャーとして参加し、モズクの魅力を紹介した。
同教室では、宮古島では狩俣を含め、池間、西原、島尻、久松、来間の6カ所でモズクが生産され年間の生産量は827㌧であることなどが説明された。
また、糸モズクについては宮古島で唯一、狩俣地区でのみ生産され生産量は県全体の28%で、恩納村に次いで県内2位の生産量となっていることなどが紹介された。
児童たちは、太モズクと糸モズクの違いやモズクが養殖され出荷されるまでの過程について学び、最後は地元産のモズクを味わって地域の産業を学んだ。