40%が「良くなった」/昨年の産業まつり
総売上は1250万円 1万5000人来場
宮古の産業まつり実行委員会は4日、第35回宮古の産業まつり(昨年11月10、11日、ぱいながまホールとダイワドライビングスクール跡地で開催)で来場者アンケートの集計結果を発表した。それによると、約40%の人が前回と比べ「良くなった」「非常に良くなった」と答え、約27%が「変わらない」「マンネリで飽きた」との回答を寄せた。95・2%が「継続して実施した方が良い」と答え、地域に根差したイベントであることをうかがわせた。来場者は2日間で延べ1万5000人、出展業者(57出展者)の総売上は1250万円だった。同委員会では「市内中心の会場から場所を移しての2回目の開催だったが、おおむね好評だった」と総括した。
アンケート結果は同日、宮古島商工会議所で行われた同まつり実行委員会で報告された。
即売会の価格については「適当」が60・5%で、「安い」25・8%、「高い」12・1%だった。開催場所については「良い」が79・8%だったが、「駐車場が少ない」「場所が分かりにくい」などを理由に「悪い」と答えた人は19・4%だった。
出展業者57の内訳は▽食品関係(飲食・玩具など)12▽展示販売(特産品、伝統工芸、加工食品、手芸品)20▽展示販売(野菜、苗木、機器など)18▽その他(県外特産品、健康相談など)7-。
同委員会は「会場が広くなり、太陽光パネルの実物展示など、大型スペースの確保もできた。姉妹、友好都市などの出展もありにぎわいを見せた。特設ステージも設置し、周辺には子どもの遊具など大人だけでなく子どもたちも楽しめる内容だった」と報告した。