路上寝、県内ワースト/宮古管内
警察署協で治安概況説明
宮古島警察署協議会(新城浩吉会長)が6日、同署で開かれた。宮城英眞署長が宮古管内の治安概況を説明した。2012年12月末現在の路上寝通報総数は前年同期比154件増の730件、人口1000人当たりでは13・7件で県内ワースト1。1日当たり2件の通報。路上寝は犯罪に巻き込まれる可能性が高く、市民ぐるみによる一掃運動が迫られそうだ。
冒頭、新城会長は、防犯カメラの設置による犯罪抑止を述べ、今後行政の設置支援の必要性を強調した。
人口1000人当たりの路上寝通報件数を順位別に見ると、2位が八重山署11・8件、3位が那覇署10・5件、4位が浦添署6・7件、5位が沖縄署6件、6位が豊見城署4・5件。
12年の飲酒運転検挙件数は前年146件より38件少ない108人。年代別検挙数では、男性の中高年が多く、50代33人と40代29人を合わせると計62人で半数以上を占めている。
職業別検挙数では、会社員が30件、農業20件、土木作業員15件、販売業14件、サービス業10件、無職8件、運送業5件、公務員4件、教育関係者と学生がそれぞれ1件。
曜日別検挙では、金曜日が24件、日曜日17件、水曜日16件。時間帯別検挙では、午前8時台が26件と一番多く、次いで同7時台18件、同6時台と同9時台の各4件の順。
交通事故発生状況を前年と比べると、人身事故は26件減少し、123件発生した。しかし、物損事故は21件増えて855件発生した。