工事請負契約を可決/新ごみ焼却施設
川崎、共和、佐平JVと随契へ
開会中の市議会(平良隆議長)3月定例会は7日、本会議を開き、上程議案の「市ごみ焼却施設等建設工事請負契約について」を原案通り可決した。
同契約は2月19日に川崎技研(本社福岡市、田中基壹社長)、共和産業(同那覇市、下地武義社長)、佐平建設(同那覇市、佐平八十男社長)共同企業体(JV)と32億6000万円(税込み)で仮契約を交わしていた。市は市議会での可決を受け、同企業体と随意契約をする。工期は7日から2015年3月15日まで。
工事は設計と施工を一括して行う「性能発注」。13年度に実施設計に着手し、終了次第、着工する。15年度中には供用開始を予定している。
そのほか可決された議案は、市の12年度▽一般会計▽国民健康保険事業特別会計▽港湾事業特別会計▽農漁業集落排水事業特別会計▽公共下水道事業特別会計▽介護保険特別会計▽後期高齢者医療特別会計▽水道事業会計-のそれぞれ補正予算など計10議案。これらの議案は、最終本会議を待たずに先議案件として処理した。
本会議では、付託された各議案の審査を行った総務財政委員会(嘉手納学委員長)、文教社会委員会(佐久本洋介委員長)、経済工務委員会(嵩原弘委員長)の各委員長が「原案通り可決することを決定した」と報告。その後、質疑、討論を経て委員長報告通りに可決された。