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2013年3月9日(土)9:24
歌と踊りで魅了/劇団四季「王様の耳はロバの耳」
渡久山さん(伊良部出身)が主人公演じる
劇団四季ミュージカル「王様の耳はロバの耳」の宮古島公演初日が8日、マティダ市民劇場で開かれた。今公演では、伊良部出身の渡久山慶さんが主人公の床屋役として出演。満員の観客が見守る中、ステージ場で堂々とした歌と踊り披露し、物語のメッセージを表現した。
同作品は童話が原作で、王様の秘密を知った床屋が、勇気を出して真実を伝えようとするストーリー。構成・演出は浅利慶太、寺山修司作。日本各地で上演されていて、沖縄では今月3日に宜野湾市で行われた。
今公演で初めて主人公役を演じる渡久山さん。公演前には「落ち着いて、しっかりと演じたい」と抱負を語っていたが本番ではほかの役者たちとステージ上で息の合った踊りや、伸びのある歌声を披露した。
客席は渡久山さんの演技を一目見ようという大勢の市民で埋め尽くされた。
同公演はきょう9日も同劇場で行われるが、チケットは完売している。