環境・エコ 産業・経済
2010年9月5日(日)10:04
JA出荷は32㌧/10年産マンゴー
前期比11㌧増 品質向上課題に
JAおきなわ宮古地区営農振興センターが今年出荷したマンゴーは、前年比11㌧(52%)増の32㌧となった。農家の生産量増や、6人が新たにJAを利用したことを要因に挙げている。来期は50㌧を目指す。
県は昨年3月宮古島産マンゴーのブランド化を視野に、市を拠点産地に認定した。ブランド化のキーワードは「定時、定量、定品質」出荷。JAは今後の課題に、ばらつきのある品質の平準化や、JA利用促進による量の確保などを示す。
平均キロ単価は、前年並みの1400円となった。上野の農家は「不景気や産地間競争で、マンゴーの市況は厳しくなった。1400円は、普通程度の価格」と分析した。
今後に向けては、色付きの良い高品質マンゴーの生産が、所得向上のポイントになると強調。「良い物は1個4、5千円もする」と話した。
JAのマンゴー出荷は、6月13日に始まり7月末に終了した。