環境・エコ 産業・経済
2010年9月5日(日)10:10
植え付けスタート/冬春期野菜 ゴーヤー皮切りに
JAおきなわ宮古地区営農センターが今年から来年にかけて島外に出荷する冬春期野菜の植え付けが、ゴーヤーを皮切りに始まった。今期は出荷量565㌧(前期比113㌧増)、販売額2億4200万円(同比4700万円増)を目指す。植え付けは年内に終わり、今年の10月から来年6月ごろまで出荷される。
県産ゴーヤーは、国産指向や健康ブームに乗り消費量が年々増え、現在、関東都市圏では主要野菜に育ったという。消費者に認知されたゴーヤーは毎年、高値安定で推移。前期も不景気の逆風だったが、キロ単価は前の年を34円上回る432円と高値だった。
今期は2007年の拠点産地認定から、3年目に入る。専門部会はブランド確立を視野に▽「定時・定量・定品質」出荷▽顔の見える産地構築-などに取り組む方針を示している。
JAが取り扱うカボチャやトウガン、インゲンなどの野菜も、年内に植え付けが終わり、年明けには、出荷が本格化する。