公園2カ所で「修繕必要」/公園遊具の危険度調査実施
平良第一民生委員児童委員協議会は12日午前、子どもの遊び場の危険個所点検活動を実施した。公園など19カ所の遊び場を調査、特に公園のブランコや滑り台など遊具の危険性をチェックした。この日の点検では、2公園の計2カ所で「修繕が必要」と判断。近く市の担当課に報告するなどして修繕を求める。
毎年行っている地域の安全活動。今年は約20人の委員が参加して盛加越や荷川取、池間など地域の公園で危険個所の点検とごみ拾いを実施した。
盛加越公園で行われた出発式で、同協議会の砂川栄会長は「子どもが安全に遊べる環境を守ろう」と述べ参加者に協力を求めた。
この後、同公園を皮切りに危険個所の点検を始めた。委員らは実際に遊具に触れて危険の有無を確認、修繕が必要と思われる部分を調査票に記入した。同時に空き缶やペットボトル、弁当パックなどのごみ拾いも行い、公園の美化に努めた。
早期修繕が必要と判断したのは盛加越公園の滑り台と狩俣地区にある公園の遊具。腐食などで「遊具の機能を果たしていない」などと判断した。ただ、狩俣の公園については利用者の有無を含めて公園としての機能そのものを疑問視。担当課に報告した上で修繕の必要性を検討する。