TPPに反対へ/JA青壮年部総会
事業計画など承認
JAおきなわ宮古地区青壮年部(砂川裕喜部長)の2012年度通常総会が26日、JA宮古地区本部で開催され、2013年度の事業計画などを承認した。計画の重点事項には「TPPや担い手不足などの課題に立ち向かう」などの方針を示した。
新年度の計画には①地域農業の発展を図る②相互の教養を高める③情報交換や勉強会、研修会の開催-なども盛り込んだ。
あいさつで、砂川部長は「青壮年部活動では、仲間に悩みを打ち明けることができ、持ち寄った情報を自らの経営に生かせるなどメリットは多い」と強調。今後に向けては、部員の加入促進や、「集まりやすく、楽しめる場づくりに力を注ぎたい」と抱負を語った。
前田幹男県宮古農林水産振興センター所長(代読)らが祝辞を述べ、部員一人一人が地域のリーダーとして活躍するよう祈念した。
12年度の活動報告は、農業を巡る情勢は肥料や飼料高、安倍首相のTPP参加表明など厳しい状況にあると分析。その中で、12年度はTPP反対の意思表示や社会貢献、農政活動などに取り組んできたと実績を示した。
総会後、JA沖縄中央会の嵩原義信農政部長が「TPPに関する動向」と題して講演した。