社会・全般
2013年5月2日(木)9:00
車椅子5台贈る
庭瀬さん(名古屋在住)が宮古病院に
愛知県名古屋市在住の庭瀬清子さんがこのほど、6月3日に診療を開始する新しい県立宮古病院に車椅子5台を寄贈した。同病院の安谷屋正明院長は感謝状を贈呈し、庭瀬さんの厚意に感謝を込めた。
宮古島にたびたび訪れて長期滞在している庭瀬さんは1995年から99年にかけて宮古病院を利用、これが縁となって交流が始まった。今回の車椅子は、新病院の診療スタートを前に、恩返しの意味を込めて贈った。
新病院で行われた贈呈式で庭瀬さんは「すごく立派な病院。私自身、長い間この時を待っていた。(車椅子の贈呈は)私の気持ちです。役立ててほしい」と新病院での活用を求めた。
安谷屋院長は「あなたは当院で必要とされる患者のため無償で車椅子5台を寄与された」と庭瀬さんをたたえる感謝状を手渡した。
その上で「6月から新しい病院に移り、私たち職員は新たな気持ちで宮古島の医療に貢献していく決意を固めている。今回の車椅子の贈呈によって良いスタートを切ることができる」と感謝の気持ちを表した。