移動献血がスタート
15日間、延べ26会場で実施
2013年度5月期の宮古地区移動献血が6日に市消防本部とマックスバリュ宮古南店でスタートした。今回は15日間で延べ26会場で実施される。県赤十字血液センターでは400㍉㍑献血への協力を呼び掛けており、その実施人数を805人と見込んでいる。
常設の献血ルームがない宮古島で毎年、この移動献血が実施されている。今後、市役所各庁舎や宮古島警察署、宮古福祉保健所、宮古空港、宮古島マリンターミナル、宮古島東急リゾート、ホテルブリーズベイマリーナなどで行われる。
県赤十字血液センター献血推進課献血一係の眞喜志淳係長は「最近は県内で必要な分を確保できていない。これから宮古で3週間、移動献血を実施するのでぜひ協力してほしい」と呼び掛けた。
眞喜志係長によると近年、県内の血液確保は県内だけで必要分を確保することができず、九州を含め全国から譲り受けているという。
今年度から年齢条件など、男性の採血基準が一部改正となり、400㍉㍑全血献血可能者の年齢下限を18歳から17歳に引き下げ、血小板成分献血可能者の年齢上限が54歳から69歳に引き上げられた。
これまで献血ができなかった2種類以上の血圧降圧剤服用者も、当日の血圧や体調に応じ、医師が可能と判断すれば受けることができるようになる。
宮古地区における12年度5月期の400㍉㍑献血実施人数は804人だった。