地域福祉の向上へ一丸/民生委員児童委員協
民生委員児童委員の活動をアピールする広報車両パレードが14日午後、宮古地区一円で行われた。各地の民生委員児童委員らが参加し、誰もが安心して暮らせる街づくりに向けての活動をアピール。広く市民に理解と協力を呼び掛けた。
民生委員児童委員は、地域福祉の推進役。子どもや高齢者に対する虐待をはじめ、不登校、引きこもりなど、さまざまな課題の解決に向けて関係機関・団体と連携を取りながら地域密着の活動を続けている。
今回のパレードは民生委員児童委員の日活動強化週間(12~18日)にちなんで実施。伊良部島を含めて宮古各地を回り、民生委員児童委員の存在や日ごろの活動内容をアピールした。
出発式で、市民生委員児童委員協議会の仲里美智子会長は「民生委員児童委員の役割を果たすため、この機会を利用して多くの市民に関心と理解を寄せていただこう」と呼び掛けた。
市福祉部の渡真利健次部長は「きょうの車両パレードを通して、民生委員児童委員の存在、活動が地域住民にとって身近なものとして理解が促進されることを期待する」と述べた。
市社会福祉協議会の本村弘幸副会長は、民生委員児童委員の日ごろの活動に感謝した上で「活動を大いにアピールし、各地域で福祉向上に向けてのネットワークを広げよう。社協も共に頑張りたい」と話した。
この後、参加者は複数の車両でパレードを開始。音声を使って活動内容などをアピールし、民生委員児童委員の活動に対する市民の理解を求めた。