地域社会貢献に決意新た/沖縄宮古法人会総会
新会長に藤村明憲氏
昨年4月1日から公益社団法人に移行した沖縄宮古法人会(真栄城宏会長)の第2回定時総会が24日、市内のホテルで開催された。法人会の運営や活動に尽くした真栄城会長らを表彰。総会後に新理事による互選会が行われ、新会長に藤村明憲氏(宮古テレビ会長)を選任した。
あいさつで、真栄城会長は地域社会発展への貢献を目的に、公益法人の認定を受けたとした上で、「今後は、社会的使命を果たすため、より公益性の高い公益事業の推進に積極的に取り組んでいく」と述べた。
12年度の活動では、企業の健全経営に向けて「新設法人説明会」や「決算法人説明会」、「パソコン講習会」などを実施したことを報告。青年・女性部会が小学生を対象に「租税教室」や「税に関する絵はがきコンクール」、一般市民も対象にした「税の啓発活動」は、「税」を理解させる重要な活動に定着したとし、今後も続けていく方針を示した。
2013年度の事業計画には、税知識や「e―Tax(国税電子申告・納税システム)」の普及活動などを盛り込んだ。
大角良昭宮古島税務署長と安里肇県宮古事務所長があいさつし、3期6年務めた真栄城会長の労をねぎらうとともに、藤村新会長を中心とした新役員の会発展に向けた活躍を祈念した。