那覇西が延長制し優勝/県高校サッカー男子
宮古島を会場に25日から開催されてきた2013年度県高校総合体育大会サッカー競技の男子決勝が30日、市陸上競技場で行われ、那覇西と具志川が対戦した。延長にもつれ込む接戦となったが、延長後半6分、那覇西の国吉遼がゴール前でのこぼれ球をヘッドで押し込み、1対0で那覇西が3年ぶり13回目の優勝を勝ち取った。
那覇西は前半から積極的に攻め上がり、6本のシュートを放ったが、相手キーパーの好守やゴールのクロスバーに阻まれるなどしてゴールを割ることはできなかった。
後半、那覇西がボールを支配する時間が長くなったものの、具志川もボールを奪ってからの早い攻撃で相手ゴールを脅かすなどの反撃を見せたが、前後半の70分では双方、得点が奪えず、前後半10分の延長へ突入した。
延長前半も具志川が那覇西の攻撃をしのぐ形が続いたが、後半6分、ゴール前に上げられたフリーキックを具志川の選手がヘッドでクリアしようとしてボールがこぼれた所に、延長から出場した那覇西の國吉が駆け込んでヘッドで押し込み、貴重な得点を決め、同大会3年ぶりとなる優勝を勝ち取った。
今大会、3回戦で宮工、準々決勝で宮高を破り、準決勝を延長の末に制して決勝に進出した具志川だったが、優勝には一歩届かなかった。
優勝、準優勝の両チームは6月に沖縄で開催される九州大会に県代表として出場する。
男子決勝の結果は次の通り。
那覇西0(0-0、0-0、延長0-0、1-0)0具志川