髙良海地君(沖縄工業)が優勝/高校生ものづくりコンテスト沖縄大会
宮古勢は入賞ならず
宮古で初の開催となった「第13回全国高校生ものづくりコンテスト沖縄大会(旋盤作業部門)」(主催・県工業教育研究会)は最終日の7日、宮古工業高校で表彰式が行われた。審査の結果、沖縄工業電子機械科の髙良海地君(3年)が優勝し、来月開催される九州大会に県代表で出場することとなった。
優勝した髙良君は「優勝はとてもうれしいが、点数が91点台で思ったような出来ではなかった。いろいろ改善すべき課題もあるので九州大会に向けてしっかり修正していきたい」と述べた。
今大会には県内の9校から17人が参加し、日ごろ訓練してきた技術と精密さを競い合った。
2位には那覇工業機械科の比嘉憲志君(2年)、3位には沖縄工業電子機械科の伊佐眞之裕君(3年)が入った。
宮古工業から出場した自動車機械システム科の砂川冴希君(3年)と下地遼太君(2年)は、入賞はならなかった。
講評では「全体的な点数を見ても昨年よりも確実にレベルアップしているし、出来上がった作品の品質も良くなっている。しかし、減点されている部分など課題もあるのでそれぞれ、その課題を克服するよう頑張ってほしい」と呼び掛けられた。