100マイル総合は笹木が制す/ツール・ド・宮古島
100㌔はウェイトがV
第6回ツール・ド・宮古島2013(主催・宮古島市ほか)2日目のロードレースが16日、トゥリバー地区をスタート・フィニッシュ地点として開催された。100マイル(160㌔)の部に109人、100㌔の部に284人が出場しスピードを競った結果、100マイルの部は笹木哲雄(36)=沖縄=が、100㌔の部ではロバート・ウェイト(45)=同=が総合優勝。100マイル女子は我那覇昭子(39)=同=、100㌔女子は佐藤友実(42)=神奈川=が制した。
100マイルの部総合は午前7時にスタート。トップを独走する選手は現れず、ゴール直前で上位選手によるスプリント勝負となった結果、笹木が制した。女子は130㌔地点から我那覇と森田美穂(30)=沖縄=の一騎打ち。互いにスパートを掛け合ったが、最後は我那覇が森田をわずかに引き離しトップでゴールした。
午前7時10分にスタートした100㌔の部総合は20人ほどの選手が最後までトップ争いをする大混戦となったが、最後はウェイトが同タイムながら遠藤優(28)=千葉=よりわずかに速くフィニッシュゲートを駆け抜け優勝を勝ち取った。女子はトップ集団からは離されながらも粘りの走りを続けた佐藤が2位に12分差を付けての1位となった。
今回の優勝者は、いずれも大会初出場での優勝となった。
100マイルの部の完走者数は85人で完走率は77・98%、100㌔の部完走者数は226人、完走率は79・58%だった。
同大会は今年からスタート・フィニッシュ地点が下地公園からトゥリバー地区に変更となった。レース本番は午前中から強い日差しが照りつけ、午前10時には気温が30度を記録するなど暑さが選手を苦しめた。