佐良浜優勝、全国へ/小学バレー沖縄大会
女子は平良第一が3位
第33回全日本バレーボール小学生大会沖縄県大会は23日、うるま市具志川総合体育館で男女の決勝を行い、男子は佐良浜が優勝し、全国大会への切符を手にした。女子は平良第一が3位に入賞し、九州大会の出場権を得た。両チームの選手は同日午後に帰島、空港で盛大な祝福を受けた。
男子佐良浜は予選リーグ2試合、決勝トーナメント3試合の全5試合でストレート勝ちを収める快挙。攻撃、守備の両面で対戦相手を圧倒して優勝を決めた。
一方の女子平良第一は、優勝した読谷と準決勝で対戦して敗れた。セットカウントは1-2。第1セットを先取したが第2、第3セットを落とし惜敗した。
両チームの生徒は同日夕の便で帰島。空港には学校関係者やバレーボール関係者が訪れ、両チームの活躍に拍手を送った。
佐良浜男子の友利真海監督は「子どもたちはこれからも成長する。さらなる飛躍を期待してほしい」と話した。仲間仁キャプテンは「次は全国大会で優勝を目指す」と力強く話した。
平良第一女子の長濱貢監督は「子どもたちはきつい練習に耐えて3位という結果を勝ち取った。攻撃面は県内トップレベル。九州大会では課題を克服して上位を狙いたい」と話した。
仲里瑠奈キャプテンは「九州大会では県代表として優勝を目指す」と話した。
佐良浜男子が出場する全国大会は8月に東京で、平良第一女子が出場を決めた九州大会は8月に沖縄県で開催される。