友利さんの緑化活動に敬意
衆院議長賞受賞を盛大に祝う
鳥取県で行われた第64回全国植樹祭で国土緑化推進機構会長賞(衆議院議長賞)を受賞した友利吉博さん(市市民運動実践協議会グリーン部会長)の受賞祝賀会が27日夜、市内ホテルで開かれた。大勢の関係者が出席し友利さんの受賞を祝うとともに、日ごろの緑化活動に敬意を表した。友利さんは「これからも市の緑化推進に積極的に取り組んでいく」と決意を述べた。
友利さんは、宮古の緑化の推進に28年間にわたり尽力。市民協働型の緑化運動を基本に、緑化に対する市民の意識向上に努めてきた。
受賞は、緑化推進におけるリーダーシップを発揮し、「緑の街角賞」の創設や入賞宅の見学会を実施したほか、遊休地における美化活動、道路・公園の里親制度の推進に取り組んだ活動と実績が高く評価された。
祝賀会では、市民運動実践協議会の前川尚誼会長が主催者あいさつし、市農林水産部の村吉順栄部長が受賞までの経緯を報告した。
下地敏彦市長(代読・長濱政治副市長)が来賓あいさつ。市教育委員会生涯学習部の垣花徳亮部長や市文化協会の大城裕子会長が乾杯の音頭を取るなど、官民上げて受賞をたたえた。
妻で児童文学作家の友利昭子さんも同席。出席者から「昭子さんの日ごろからの心の支えも受賞につながった」と祝福の声が上がった。
祝賀会では余興が披露されたり、天皇皇后両陛下が出席して行われた植樹祭の様子が写真で紹介されたりして大いに盛り上がった。