社会・全般
2013年7月2日(火)9:00
茅輪くぐり無病息災祈願/宮古神社で夏越の大祓
大勢の市民訪れる
今年1月から半年のけがれなどをはらい清める神事・夏越(なごし)の大祓(おおはらえ)が6月30日、宮古神社で行われた。家族連れなど大勢の市民が訪れ、神主によるおはらいを受けた後、神殿前に設けられた茅輪をくぐり無病息災を祈願した。
大祓とは毎年、6月と12月に行われる神社の年中行事。日常生活の中で知らず知らずのうちに重ねてきた罪やけがれを型代(かたしろ)という紙製の人形(ひとがた)に移してはらい清めるとともに、半年の平穏無事を願ってススキを束ねて作った茅輪をくぐる神事で、6月に行われるものを夏越の大祓と呼ぶ。
来場者たちは神主からおはらいを受け、切麻(きりぬさ)」と呼ばれる細かく切った紙と麻を両肩に掛けて身を清めた後、境内に設けられた茅輪を3回くぐって、年末までの残り半年の無病息災を祈願した。
家族5人で訪れていた男性(37)=平良=は「大祓には毎回のように来ている。今回も家族の健康を願って茅輪をくぐった」と語った。
茅輪くぐりの後には、ちびっこらんど・ニライカナイによる奉納演舞が行われた。