産業・経済
2013年7月6日(土)9:00
マンゴー、出荷ピーク/JAの集荷場活気づく
2013年産マンゴーの出荷が、ピークに入った。JAおきなわ平良支所集荷場には5日、約4㌧入荷した。同集荷場では、約15人の職員が選別作業に従事し、活気づいている。
今年JAに出荷している農家は60~70人と、昨年の2倍を超えた。増加の理由には、前年まで「あたらす市場」に個人選別して直接搬入していた農家を、JAの共同選別(集荷場搬入)に誘導したことを挙げた。
集荷場では、品質基準に基づいて厳選し、箱詰めやパック詰めにして出荷している。
出荷先は本土の市場が約6割、あたらす市場は約4割を占める。本土でのA品のキロ単価は、2000円~2500円とまずまずの水準。あたらす市場では、中元ギフトや土産用にマンゴーを買う観光客が多い。地元の人は、本土に住む子どもや親せきに送る人が目立つという。
今年のJAの取り扱い高は過去最高だった2010年の30㌧の2倍以上の65㌧程度を見込む。出荷のピークは15日ごろまで続き、終了は8月下旬ごろになる。
宮古地区の今期のマンゴーは、過去最高の580㌧程度を見込んでいる。