マンゴー13㌧那覇に運ぶ/南西海運
臨時便を運航 滞貨緩和に一役
南西海運(下地米蔵社長)は14日臨時便を運航させ、マンゴー約13㌧(コンテナ5本分)を、那覇に運んだ。台風7号の影響で13日、マンゴーが1日の収穫分ぐらい滞貨した。農家やJAは、早期の解消を要望していた。
マンゴーを積んだ運送会社の職員は「南西海運の臨時便は、滞貨緩和に役立った。同社には、マンゴー輸送に配慮していただき感謝している」と話した。
臨時便の「よね丸」は、台風接近のため品薄になった食料品などを積み、午前6時ごろ平良港に入港した。伊良部の長山港に寄って、平良港に戻りマンゴーの入荷を待った。
南西海運は、室内気温を一定に保てるリーファーコンテナを常時6本港に設置できるという。14日は、運送会社2社が、マンゴーを同コンテナに次々と運び込んだ。よね丸は、マンゴーを積み午後4時ごろ出港。15日午前8時、那覇新港に到着した。
マンゴーの船輸送は、出荷量が増えた今年から本格化した。那覇-本土間は、航空機で輸送している。
同海運は、石垣を折り返す「マンゴー優先深夜便」も運航させた。今週は18、20日に予約が入っている。