高齢化率22・4%/宮古・多良間
県内最高「超高齢社会」1人世帯多く、新100歳は16人 県福祉保健部はきょう15日の「老人の日」に伴い、宮古地区の高齢者状況を発表した。2009年10月1日現在の宮古島市と多良間村を合わせた65歳以上の高齢者数は1万2677人。総人口に占める割合は22・4%で県内の5圏域の中で最も高く、「超高齢社会」となっている。
宮古地区の高齢化率は、県平均の16・9%を大幅に上回っているほか、同じ先島の八重山地区の17・2%と比べても高い数値となっている。 また、宮古地区の高齢者単身世帯は3087世帯。総人口がほぼ同規模の八重山の2166世帯に比べてもかなり多いことが示された。
県全体の高齢者数は23万9002人。最高齢者は沖縄市の仲村カメさんの112歳となっている。
また、宮古地区の今月15日時点における新100歳は宮古島市の16人ですべて女性。
また、100歳以上の高齢者数は男性1人、女性46人の計47人。前年度比では、男性が3人減、女性が9人増となっている。
100歳以上の長寿者数は2005年からの6年間で最も多い数となっている。