被災地支援の資金造成/うむい宮古島
笑顔カレンダー撮影会行う
市民グループ「うむい宮古島」(藤井一郎会長)が、東日本大震災と原発事故により甚大な被害を受けている福島の子どもたちを、保養のために宮古島へ招く資金造成のため作成している「笑顔カレンダー」の2014年版市民写真撮影会が21日、マックスバリュ宮古南店で行われた。
藤井会長は「10時からのスタートだったがその前から多くの市民が並んで待っていてくれてびっくりした。この取り組みが浸透していることを実感できてうれしく思う」と笑顔で話した。
この取り組みでは、2013年版のカレンダーによる資金で今月24日から29日まで、福島県の8家族35人が宮古島に来島して交流を深める予定。
撮影会の会場では、訪れた親子がメッセージボードにカラフルな色合いで「ワイドー」「応援しています」「頑張って」などの激励の言葉を書き込み、そのボードを持って写真撮影を行った。
藤井会長によると、市民撮影会は市陸上競技場で8月17日に行われる「10RUN(ワンオーラン)」の会場でも実施する予定。
10RUNは、宮古地区の高校生たちが10時間走り続け、トラックの周回数に応じて企業、個人から協賛金を集めるもの。集まった協賛金は福祉団体などに寄付している。