すまエコを番組でPR/「雷神ミエルカ」
島内各地で撮影快調
宮古島市全島エネルギーマネジメントシステム(EMS)実証事業、通称「すまエコプロジェクト」をPRするためのイメージキャラクター「雷神ミエルカ」の広報番組(短編ドラマ)が27日から宮古テレビ9チャンネルで放送される。
「雷神ミエルカ」は落雷を受けた人間が変身した「エコロジーヒーロー」。物語は美しい島を守るため、ごみや排ガスが大好きな「ガマラス怪人」、電化製品に寄生する「怪人電気ファヤ」、家政婦になりすまし他人の家の電気を消費する「ムムマッファ」、「ガマラス怪人」の手下「ンギャマス戦闘員」と戦う内容。
現在、島内各地で撮影が展開されており、22日は市の斎苑下の海岸で第5話のミエルカとンギャマス戦闘員の格闘シーンの撮影が行われた。
強い夏の日差しが照りつける中、スタッフたちはミエルカとンギャマス戦闘員との格闘シーンを何度も練習を重ねて撮影した。
放送は27日からで放送時間は午後5時45分から午後6時。全12回で2週に1回の放送。第5話は9月21日の放送を予定している。
EMS実証事業は、宮古島市と宮古テレビが県の委託事業として実施。225カ所の家庭・事業所モニターで電力使用量を数値で示す使用量の「見える化」を行うことで省エネにつなげるほか、全島での消費状況を把握しエネルギー消費の適正化などを目指している。
同事業の啓発、宣伝活動の一環として、クリーンな島を守ることを使命とするヒーロー「雷神ミエルカ」の短編ドラマを宮古テレビで放送し、市民に省エネと環境保全の大切さを呼び掛ける。