産業・経済
2013年7月24日(水)9:00
カツオ大漁に活気づく/佐良浜
1日平均7㌧水揚げ
伊良部漁協所属のカツオ一本釣り漁船3隻が大漁に恵まれ、佐良浜が活気づいている。15日以降、3隻が水揚げした1日当たりの水揚げ量は平均7㌧で、23日までの9日間で約60㌧の総水揚げ量を達成した。生カツオの大漁に伴い、鰹節工場はフル稼働し、解体・加工作業に追われている。
カツオ一本釣り漁船は「八幸丸」「昇栄丸」「喜翁丸」の3隻。3隻ともに連日深夜出港し、正午前には戻ってきている。
カツオの重さは数種類あり、一匹当たり6㌔でチュウバンと称するカツオが多く水揚げされている。水揚げされたカツオは、漁協職員の立ち会いの下計量され、各工場へ運搬される。
鰹節工場のうち、隆一かつお節工場では23日、応援で訪れた男性らが生カツオを解体。手際よくさばき、なまり節や鰹節工程へ送っていた。
男性らは「一番おいしいカツオはチュウバン。刺し身で食べると、最高の食感と食味」とPRした。